夢乃井便り
官兵衛ゆかりの地・広峰神社の初詣
- 2014/01/08(水) 播磨の旬なトピックス
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こちらは、夢乃井からお車で約20分程のところにある広峰神社。 先日からもお話しておりますが、今年は大河ドラマ「軍師・官兵衛」の放送もあり、ゆかりの地である広峰神社への初詣が人気を呼んでいたようです。 広峯神社は、姫路城のすぐ北側にそびえる標高260mの広峯山の山頂付近にある神社で、天平の昔よりこの地にある古社と言われています。 この神社は、戦国期の姫路城主であった官兵衛の黒田家との由が深く、官兵衛の祖父、黒田重隆の代から関わりがあり、伝説では黒田家秘伝の目薬をこの神社の御師たちが各地へ御札を配布する際、いっしょに売り歩いたといわれています。このことから、黒田家は莫大な財を成したといわれており、また、各地を巡って帰る御師から、地方そして京など中央の情勢に関する情報を得ていた。 これこそが、黒田官兵衛という片田舎の一豪族の家臣でありながら、天下を左右するような偉業を成し得た、その下地を築いたのが正にこの神社なのかもしれません。 この広峯神社、姫路城の背後の広峯山山頂にあることから、すぐ下にある現在修復中工事中の姫路城をはじめ、広く播州平野、瀬戸内海を見渡すことができます。 この広大な眺めもまた、幼少期をここで過ごした官兵衛に広い視野を持たせた一因であった、などと思いを馳せながら訪ねられてみるのもいいものです。 |