夢乃井便り
春の縁起ものは財布
- 2012/03/19(月) 夢乃井の館内いろいろ
|
まもなく4月だというのに、今日は2月半ばほどの寒さが舞い戻っています。 明日は春分の日。 もう春は目の前じ迫ってきており、夢の里にはタンポポが咲きだしました。 春といえばやはり入学式等、新しい生活が始まる区切り。 今年から社会人となられる方もいらっしゃいますね。 この機会に、新しくお財布を新調されるのも良いかもしれません。 春にお財布を新調すると、 「春財布」→「張る財布」でとても縁起がいいとされています♪ 夢乃井では、【姫路の伝統工芸品・姫革細工】のお財布をご用意しております。 姫革細工は、当市特産の牛革白鞣皮を用いて独特の工法で作られた伝統工芸品です。 その昔、市中を流れる市川の水質が生野銀山からの明礬を含み、牛皮を鞣すのに適していたので白鞣皮の特産地になりました。 戦国時代には、甲冑、馬具に重用され、江戸時代には革細工職人により凝った文庫類、武具等が製作され、隆盛を極めたと言われています。 上質の牛皮を菜種油で揉みに揉んで模様を付し、一つ一つ筆で絵付けして透明漆を施す伝統的工法に現代的手法を取り入れ、守り育てられ、今に至っております。 美しい模様と白さの中に渋い艶が浮き出て、丈夫で使うほどに深い味のある色になり、見る人や使う人の心を和ませます。 世界に一つだけのお気に入りを見つけてみては如何でしょう(*^_^*) |