夢乃井便り
特別展示 姫路皮革物語歴史と文化
- 2012/09/17(月) 播磨の観光スポット情報
夢乃井からお車で約15分の距離に「書写の里美術工芸館」があります。
こちらでは只今姫路皮革の特別展示が行われています。
硬く厚い板目皮と呼ばれるものは鎧の小札、太鼓皮、皮籠などに、柔軟になめした革は馬具や武具とともに、煙草入れや文庫(書類入れ)などに多く用いてきました。
姫路はこれら素材となる、革なめし技術が発達したところで、市川の水流に皮を晒して脱毛し、塩と菜種油を用いてもみあげ、天日に干して白色に仕上げた革は、しなやかでありながら強靭であったため、世界的にも名声を得てきました。
また、そうした素材に形押しや漆彩色、箔押しなどの加飾技術を用いて優れた細工物も数多く生まれ、特に明治時代には世界に輸出されました。
この展覧会では、個人所蔵の約250点の作品を通して、皮革の歴史を紹介し、皮革文化の魅力に迫ります。
【開催日時】 9月8日(土)~10月14日(日)
【開催場所】 書写の里・美術工芸館
【開館時間】 午前10時~午後5時
【観覧料】 一般 300円 大学・高校生 200円 中学・小学生 50円
書写の里・美術工芸館のホームページ